あーもー

演劇したのちダンスしてきた三十路のスカウトがとっちらかしております。

あーーー

一人相撲をとっている。
冷静になればそういうことでしかないことは理屈としてわかる、というか、そう理屈で思わないと空虚な穴の存在感にやられる。
誰も同じ土俵に立ってはいない。みんなそれぞれ違う土俵の上で、自分なりの押し引きをめちゃくちゃリアルなバーチャルな相手としてる。
そうとしか思えない。
そう思わないとやってられない。

やってられない気分を咀嚼して飲み込んでむかむかした状態が少しでも緩和したくて、日記を書くことにした。
文章にしたら少しは自分の中でこのむかむかした感覚が少なくなるのかな、という、割と本当にただそれだけの考えで、いつかこの文章を見返す僕に向けて、何の因果かこんな日記に辿り着いたどこかの誰かが読むかもしれないのかなという思いもありながら、ずっとずっとムカムカしてあーもうってなってる状態でただただスマホのキーボードをフリックしている。
画面の空白が文章で埋まっていくのは悪い気分じゃない。
穴だと思ってた暗い部分は、ただ黒く染まってるだけの一人よがりな自分のエゴの発露なのかな。
書き散らかすつもりだったのに思いの外文章が荒ぶらなくて悲しい。