あーもー

演劇したのちダンスしてきた三十路のスカウトがとっちらかしております。

地球が静止する日がなんだかな

今回の暇つぶしに見たのは、キアヌが無表情のまま始まりそして終わる「地球が静止する日」です。

基本的には、物語が始まったら続きが気になるという理由だけで最後までしっかり見てしまうタチの人間なので、大して面白いとは思わなかったけどしっかり最後まで見届けました。

起きている出来事の重大さの割にはなんかこう抑揚がなく淡々と進んでいって、そのまま成り行きでフィニッシュみたいな流れ。てか何なら最初のワンシーンは無くして、ぷるぷる手を震わせてる段階のキアヌに一言説明させる程度でよかったのではなかろうか。人間の姿であることは大事かもしれないけど、キアヌの姿である必要性は展開上全くないわけで。

特に設定に無理があるとかではないけど、その設定をドラマとしてもSF作品としても活かすこと無く、終始話だけが進んで行くのを眺めておりました。ところどころ連れ子の言動がムカつくのが一番感情が動きましたね。あんなにわがままな子供にする必要無くない?お父さんのお墓の前で崩れ落ちてるのとか全然感動できなかったよ俺。俺がおかしいの?みんなあそこでハンカチ取り出さないよね。崩れ落ちてあの姿勢になるの昔の月9か少年漫画くらいでしょ。そうじて不必要にイライラさせられる子供でした。

キアヌの青髭の管理とかキャラ作る上で大変だったろうなあ。とか、黒板に計算式書きあってる様子が会話とかセッションに見えて楽しそうとか、そんなことを思った次第です。見たこと忘れそうだな本当に。